健康効果が高くご飯のお供に人気な納豆。
手軽に食べられるので、1日に3パック食べているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に1日に納豆を3パック食べ続けた結果の効果が気になりませんか?
また、3パックは食べ過ぎなのか?このままで良いのか?など疑問に思うこともありますよね。
そこで、今回は
- 1日に納豆3パック食べ続けた結果の口コミ
- 1日に納豆3パックは食べ過ぎなのか、デメリットについて
- 納豆を食べ続けると期待できる効果
- 納豆の効果的な食べ方
についてご紹介していきます。
1日に納豆3パック食べ続けた結果!口コミご紹介!
1日に納豆を3パック食べている人の中には、良い効果が出た人もいれば悪い効果が出た人もいます。
それぞれの口コミをご紹介していきます。
1日に納豆3パック食べ続けた結果!良い口コミ
頑固な便秘が治りました!
肌の調子が良いです♪
疲れにくくなって、翌朝もすっきりしています!
良い口コミをまとめてみると、
- 便秘が治った
- 肌の調子が良い
- 疲れにくくなった
などがみられました。
1日に納豆3パック食べ続けた結果!悪い口コミ
やっぱり食べ過ぎなのかな?お腹が緩くなってトイレ通いが続いています。
今まで感じたことないくらいの気持ち悪さで大変でした。
悪い口コミをまとめてみると、
- 下痢をする
- 気持ち悪くなる
など、特に消化器症状を訴える人が多くみられました。
1日に納豆3パックは食べ過ぎで効果なし?デメリットは?
結論から述べてしまいますが、1日に納豆3パックは食べ過ぎです!
栄養効果が高い納豆も食べ過ぎてしまうと、逆効果になってしまいます。
では、実際に3パック食べることで起こるデメリットをご紹介していきましょう。
吐き気や下痢などの消化器症状
納豆を1日に3パック食べると吐き気や下痢など消化器症状を引き起こす可能性があります。
納豆には、納豆菌が含まれています。
納豆1パック(30g入り)を食べると、なんと約690億個の菌が体内に入ると言われています。※1
この納豆菌の効果は後ほどお話ししますが、胃や腸にとって良い効果をもたらします。
菌は、低温や高温、酸に強く生きたまま胃へ届き効果が長く続きます。※2
ですので、1日に3パック食べると大量の納豆菌を保有することになり、吐き気や腹痛、下痢などを引き起こしやすくなってしまいます。
※1参考:広島県西部厚生環境事務所・保健所「身近な菌を見てみよう!~納豆~」
※2参考:みんなの発酵BLEND「納豆菌とは」
太る
納豆を1日に3パック食べると太る可能性があります。
納豆 | カロリー |
50g | 92kcal |
100g | 184kcal |
150g | 276kcal |
1パック(50g)で約100kcalあり、3パック食べると約300kcalとなります。
納豆単体で食べることはないと思うので、そこにご飯やおかずなどプラスすると意外とカロリーは高くなってしまいます。
食べ過ぎると、結果的にカロリーの摂りすぎとなってしまうので太りやすくなってしまいます。
納豆を食べ続けると期待できる効果は?
納豆を3パック食べるのは食べ過ぎですが、適量を食べればとても良い効果ばかりです。
そこで、ここでは、期待できる効果を4つご紹介していきます。
美肌や髪の生育効果
納豆を食べ続けると、美肌や髪の生育に効果を発揮すると言われています。
納豆には、ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群 | 100gあたりの含有量 |
ビタミンB1 | 0.13mg |
ビタミンB2 | 0.30mg |
ビタミンB6 | 0.24mg |
ビタミンB12 | 少量 |
ナイアシン(当量) | 4.6mg |
パントテン酸 | 3.63mg |
葉酸 | 130μg |
ビオチン | 18.2μg |
特に多く含まれる、ビタミンB2やビオチンは、髪や肌を健康的に保つために働きます。
- ビタミンB2→お肌のターンオーバー周期を整えて、皮膚や粘膜を正常に保つ
- ビオチン→皮膚・粘膜・髪の毛・爪の健康維持を助ける
ダイエット効果
納豆を食べるとダイエット効果を期待できます。
- ビタミンB2→脂質の代謝を促し脂肪を溜めにくくする
- 大豆サポニン→脂肪の燃焼を促し、脂肪を溜めにくくする
- 食物繊維→血糖値の急上昇を抑えたり、基礎代謝をあげたりする
納豆に含まれるこれらの成分を摂取することで、体内に脂肪を溜めにくくなり必然的に痩せやすい体になっていきます。
ただし、納豆は食べ過ぎるとデメリットにもあったように太ってしまうので注意しましょう!
血栓予防効果
納豆を食べ続けると、血栓予防効果が期待出来ると言われています。
納豆のネバネバ成分でもあるナットウキナーゼには、血栓を溶かす働きがあります。※3
その結果、血液がサラサラになり、血栓ができにくくなり予防にもつながっていきます。
※3参考:日本ナットウキナーゼ協会「ナットウキナーゼのはたらき」
更年期症状の緩和
納豆を食べ続けると、更年期症状を緩和出来ると言われています。
納豆に含まれる、大豆イソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンと構造が似ていて同じような働きをするようです。
40代を過ぎるとホルモンバランスが崩れて更年期障害として様々な症状を引き起こしやすくなります。
しかし、納豆を食べるとホルモンを補充しバランスを整えるため、更年期症状の緩和に役立つと言われています。
更年期症状の中でも、のぼせやほてりと言ったホットフラッシュに効果が期待出来るという研究結果があります。※4
※4参考 株式会社創新社 「保健指導リリースガイド」
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納豆の効果的な食べ方
納豆を効果的に食べる方法はいくつかあります。
そこで、ここでは
- 納豆の1日の適正量
- いつ食べるのが良いか
- 食べ合わせの良い食材
- 食べるときの注意点
についてご紹介していきます。
納豆の1日の適正量
納豆の1日あたりの適正量は、1~2パックです。
普段から大豆製品を食べている人は1パック、そうではない人は2パック食べても大丈夫です。
ただしあくまでも目安ですので、体調などに合わせて調整してくださいね。
納豆はいつ食べるのが良い?
納豆を食べるなら、夜がおすすめです。
効果でもお伝えしたのですが、ナットウキナーゼの血栓予防があります。
血栓は深夜から早朝にかけて出来やすいと言われているため夕食に食べるのが効果的です。
また、納豆には成長ホルモンを促進するアミノ酸が含まれています。
夜に食べることで、就寝中に出されるホルモンを手助けするのに役立つのでおすすめです。
1日2パック食べるときには、朝、夕に食べるのが良いよ!
納豆と食べ合わせが良い食材
納豆を単体で食べるのも良いですが、より効果を期待するなら食べ合わせがおすすめです。
そこで、ここでは納豆と相性が良い食材を3つご紹介していきます。
納豆×ねぎ
納豆とねぎの組み合わせは良いと言われています。
ねぎに含まれる硫化アリルの成分は、ビタミンB1の働き活性化させる働きがあります。
納豆と食べることで、納豆のビタミンを効率よく摂取することが出来ます。
納豆×キムチ
納豆とキムチの組み合わせも良いと言われています。
同じ発酵食品で相性が良く、キムチにも乳酸菌が多くあります。
納豆菌と合わさることで、腸への吸収をよくし腸内環境のバランスも整いやすくなります。
納豆×トマト
意外な組み合わせですが、納豆とトマトも相性が良いと言われています。
納豆はビタミンB群は豊富なのですが、実はビタミンAやCは比較的少ないのです。
しかし、トマトにはビタミンAやCが豊富で納豆と一緒に食べることで足りないビタミンを補うことが出来ます。
彩りも良くなりさっぱりと食べられるという点でもおすすめです。
納豆を食べるときの注意点
納豆の効果を期待するのであれば、いくつか注意することがあります。
ここでは、2つご紹介していきます。
納豆は出来るだけ加熱しない
納豆は出来るだけ加熱しないほうが良いとされています。
それは、納豆に含まれる納豆キナーゼが熱に弱いからです。※5
納豆キナーゼは70℃前後で効果が薄くなってしまいますので注意しましょう。
- ご飯にのせるときには少し冷ましてから乗せる
- 加熱料理の時には最後に納豆を入れて短時間加熱する
など、納豆を熱々にしないようにしましょう。
※5参考:mizkan お客様相談センター 「Q納豆を加熱しても成分は変わりませんか?」
卵と一緒に食べない
納豆と卵は一緒に食べないようにしましょう。
卵の卵白に含まれるアビジンという成分が、納豆に含まれるビオチンというビタミンの吸収を妨げてしまうと言われています。
ですので、出来るだけ一緒には食べないようにしましょう。
ただし、どうしても卵を使いたい!という場合は、卵黄のみなら阻害する要素はないようなのでOKです。
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1日に納豆3パック食べ続けた結果のまとめ
1日に納豆3パック食べ続けた口コミ
- 便秘が治った
- 肌の調子が良い
- 疲れにくくなった
1日に3パック納豆を食べると、口コミでは肌に効果がある人もいましたね。
しかし、実際には1日3パックは食べ過ぎであり、デメリットにもつながります。
効果的な食べ方でご紹介した適量を食べれば、さらにダイエット効果や髪などに良い効果が期待出来るでしょう。
健康に良い納豆だからこそ、効果なしにならないように適量を守り毎日美味しく続けてみてくださいね!