全仏オープンで優勝し、車いすテニスの世界ランキング1位となった小田凱人(おだときと)さん。
車いすでプレーをしている小田凱人(おだときと)さんですが、どのような病気や障害で車いすテニスをすることになったのか、その生い立ちが気になりますよね?
また、全く歩けないのか、それとも少しは歩けるのか、気になっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は
- 小田凱人さんの生い立ちは?
- 小田凱人さんの学歴や経歴は?
- 小田凱人さんの病気の再発の可能性は?
- 小田凱人さんは全く歩けない?少しは歩ける?
についてご紹介したいと思います!
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小田ときと(小田凱人)の生い立ちは?
小田凱人選手が国枝慎吾選手に憧れたように今度は小田選手が誰かの憧れになるんでしょうね。#国枝慎吾#小田凱人#車いすテニス#報道ステーション#パラアスリート pic.twitter.com/rtEVeeP1QF
— おきなわけん (@okinawa_2403) January 23, 2023
小田凱人さんはなぜ車いすなのでしょうか?
一体どんな病気なのか、車いすテニスを始めたきっかけは何だったのかを詳しく紹介します!
小田凱人さんは左足が不自由なんだって。生まれつき?それとも後天的なもの?
小田凱人の出身地や幼少時代
小田凱人さんは愛知県一宮市出身です。
小田凱人さんはプロサッカー選手を目指す元気な少年でした。
小田凱人さんと同じ左利きの元日本代表の本田圭佑選手やアルゼンチン代表のリオネルメッシ選手に憧れていました。
そして、両選手の動画を見ながら、プロサッカー選手を目指していた小田凱人さんに悲劇が訪れたのは9歳の時でした。
生まれたときから足に障害があったわけではないんだね。車いすになったのは病気?それとも事故?
小田凱人の病気は骨肉腫
「とにかく人に見られたい、有名になりたい、ビッグになりたいと思っていた。だから競技はわりと何でもよくて、病気でサッカーができなくなった後、車いすテニスを見たとき、これなら有名になれると思った」という小田凱人選手。
— 保坂明美 (@TennisAkemi) June 21, 2023
スターになるために生まれてきた人
テニスを選んでくれてありがとう☺️ pic.twitter.com/a1ss4FF6ox
小田凱人さんが左足に違和感を感じたのは小学3年生になる前の春休みでした。
サッカーの練習中に左股関節付近に痛みを感じましたが、運動会のリレーにどうしても出たかった小田さんは痛みがあっても我慢し続けました。
小学3年生の5月、運動会を終えた小田凱人さんはあまりの痛みで、体を曲げて靴下が履けなかったため病院を受診。
はじめは近くの病院にいきましたが、大学病院を紹介されて、大学病院で診てもらうことに。
検査の結果、くだされた診断は左股関節の悪性骨肉腫。即、入院となりました。
骨肉腫は簡単にいうと骨にできるがんです。
骨肉腫の手術と夢の断念
2015年9月に人工関節を入れるために手術を受けた小田凱人さん。
手術後は2ヶ月ほど寝たきりの状態で、脚も常に痛かったそうです。
術後も入院治療は1年近く続き、助からないのではないかと思ったこともあったようです。
痛くて毎日泣いてばかりいた小田さんが一番つらかったのは、サッカー選手の夢をあきらめなければいけないことでした。
手術前はサッカーを続けたいと思っていたのですが、術後は走ることはできず、サッカーをすることはできませんでした。
骨肉腫との闘いと車いすテニスとの出会い
小田凱人さんは人工関節の固定のために左の腹直筋を切り取り、太ももに移植をしていました。
左の腹直筋を切り取ったことで左右のバランスをとることが難しく、歩くのも大変でした。
術後は痛みに耐えながらリハビリをする必要があったことや、大好きなサッカーの夢が経たれたことでストレスもたまっていきました。
そんな小田凱人さんを見て、担当医が勧めたのがパラスポーツでした。
初めてパラスポーツの存在を知った小田凱人さんは、Youtubeでパラスポーツの動画をむさぼるように見ました。
その中で出会ったのが車いすテニス。
はじめは車いすテニスで使われる競技用車いすのカッコよさにひかれ、乗ってみたいと思ったそうです。
夢は車いすテニスで世界一
そして、車いすテニスのトッププレーヤーである国枝慎吾選手の試合動画をみて、小田凱人さんに新しい夢が生まれました。
「車いすテニスで世界一になる!」
痛くて左足を床につけることすらままならない状態でしたが、テニスがしたいがためにリハビリに打ち込むことができるようになりました。
そして、テニスを初めて6年で世界のトッププレーヤーと肩を並べるまでになりました。
小田凱人さんすごい!病気を乗り越え夢に向かって頑張ったんですね!
小田ときと(小田凱人)の学歴や経歴
6/20、車いすテニス 全仏オープンで最年少優勝を飾った当社所属の小田凱人選手が、羽田空港にて帰国会見を行いました✨
— 株式会社東海理化 (@TOKAIRIKA) June 21, 2023
社長や社内関係者も駆けつけ、小田選手を祝福して迎えました💐㊗️
更に高い目標へ挑み続ける小田選手を、当社は引き続き応援してまいります。 pic.twitter.com/YfN36yVSrM
病気と闘い、夢に向かって走り続ける小田凱人さん。
学歴やこれまでの車いすテニスの経歴についても調べてみました!
出身中学校や中学時代のエピソードは?
小田凱人さんの出身中学校は一宮市立西成中学校です。
小田凱人さんが車いすテニスを始めたのは小学4年生でしたが、中学生1年生にはジュニアの国際大会で優勝を果たしています!
そして、14歳11か月で車いすジュニアテニスランキングで世界1位となりました。
世界ジュニア車いすテニスの年齢制限は18歳。
体格が全然違う高校生たちを次々破り、小田凱人さんは国際大会22戦連続無敗で世界1位となったんです!
中学生が世界の強豪を破って世界ジュニアランキング1位になるなんて、スゴ過ぎだよ!
出身高校は?
小田凱人さんは通信制高校のN高等学校に在学中と考えられます!
小田凱人さんは2023年現在、高校2年生。
在学中の高校名は公表されていませんが、通信制の高校に通っていることは明らかとなっています。
通信授業を受けている様子がニュースで放送されていましたが、授業画面の映像はN高等学校のものでした。
世界各地への遠征が多いため、通信制高校を選択したそうです。
車いすテニスの経歴やランキングは?
小田凱人さんの車いすテニスの経歴や成績についてまとめてみました!
年 | 出来事 |
---|---|
2015年 | 左脚に骨肉腫を発症し、手術で股関節と大腿骨の一部を切除 |
ロンドンパラリンピックの車いすテニス競技をテレビ中継で観戦し感動 | |
医師からパラスポーツを勧められ、車いすテニスを始める | |
2016年 | 車いすテニスの練習を本格的に始める |
2020年 | Cruyff Foundation Junior Mastersで優勝 |
2021年 | 史上最年少で車いすテニスジュニア世界ランキング第1位になる |
2022年4月4日 | 東海理化と所属契約を結ぶ |
2022年4月28日 | プロ転向を表明 |
2022年11月6日 | NECマスターズでアルフィー・ヒューエットを破り、史上最年少の世界年間王者になる |
2023年1月 | 全豪オープンで準優勝 |
2023年4月 | 天皇盃ジャパンオープンで初優勝 |
2023年4月28日 | 日本生命保険とスポンサー契約を結ぶ |
2023年6月 | 全仏オープンで優勝し、史上最年少での世界ランク1位になる |
2023年7月 | ウインブルドンで優勝。四大大会2連覇。 |
車いすテニスを始めたのが2016年。そこから7年で世界ランク1位になるなんて。
すごい努力をしたんだろうね。
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小田ときと(小田凱人)の病気の再発の可能性は?
骨肉腫は原発巣や他の部位に再発することがあります。
小田凱人さんも再発する可能性があることから、3ヶ月に1度、定期検診を受けているそうです。
病気とも向き合いながらテニスも頑張っている姿に心を打たれました。
今後も再発することなくテニスを続けられることを祈ってます!
小田ときと(小田凱人)は歩ける?歩けない?
車椅子テニスの全仏OPで優勝して17歳で世界ランキング1位になった新星小田凱人君
— さすらいの跡取り(旧さすらいポストマン) (@sasuraiatotori) June 24, 2023
ドチャクソイケメン pic.twitter.com/jv3w1muhl6
小田凱人さんは全く歩けないのか、それとも少しは歩けるのか気になった方も多いと思います。
結論から言うと小田凱人さんは全く歩けないわけではありません。
長い距離を移動するときには車いすを使いますが、短い移動の時は杖をついて歩くそうです。
小田ときと(小田凱人)の生い立ちまとめ
小田凱人さんの生い立ちや病気についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
小田凱人さんの生い立ちや病気についてのまとめ
- 原因となった病気:左股関節の骨肉腫
- 車いすテニスのきっかけ:担当医のすすめと国枝慎吾選手の動画
- 車いすテニス経歴
- 2021年:車いすテニスジュニア世界ランキング第1位。
- 2022年:プロに転向。
- 2023年:全仏オープンで優勝し。史上最年少での世界ランク1位。
- 骨肉腫は再発する可能性があるので定期検診が必要
- 短距離なら杖をついて歩ける
車いすテニス界の王者となった小田凱人さんの今後の活躍も楽しみですね!
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