雑穀米は浸水してから炊いた方が良いということを聞いた事がある人もいると思います。
しかし、雑穀米の浸水時間が長すぎるとどのようなことが起こるか気になりませんか?
また、正しい浸水時間や方法も知っておきたいですよね。
そこで、今回は
- 雑穀米の浸水時間が長すぎるとどんな状態になるのか
- 雑穀米は浸水する?浸水しない?
- 雑穀米の浸水時間や方法
についてご紹介していきます。
\国産雑穀米満足度No.1!/
<<<1000円 ポッキリ 送料無料>>>
雑穀米の浸水時間が長すぎるとどんな状態になるの?
雑穀米の浸水時間が長いといくつか良くないことがあると言われています。
ここでは、2つご紹介していきます。
炊いたときにベチャッとする
雑穀米の浸水時間が長すぎると、炊いたときにベチャッとした雑穀米になってしまいます。
浸水することは良い事なのですが、水に長時間漬けることで雑穀米や白米が水分を吸い柔らかい状態になります。
その結果、炊いたとしても水分が必要以上に含まれているので全体的にベチャッとして美味しくないという状態になってしまいます。
浸水時間については後ほど説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
雑菌が繁殖してしまう可能性がある
雑穀米の浸水時間が長いと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
特に暑い夏は注意が必要となります。
水に雑穀米をつけておくと、雑穀米の栄養や糖質が少なからず流れ出します。
そうしたものが空気中の菌などに触れることで菌が繁殖しやすくなってしまいます。
菌が繁殖してしまうと、炊いたときに匂いや変色の原因となってしまいますので浸水しすぎには注意しましょう。
雑穀米は浸水する?浸水しない?どっちが良いの?
雑穀米は、基本的に浸水するほうが良いと言われています。
浸水した方が良いと言われている理由として、
- 雑穀の中には固い物がある
- 浸水しないと消化吸収が悪くなる
- 浸水しないと食べた時にパサパサした食感になる
雑穀米はいくつかの穀物がブレンドされているのですが、粒の大きさや殻の固さなどによって火が通りにくいものがあります。
火が通りやすい雑穀 | 火が通りにくい雑穀 |
---|---|
ひえ | 黒米 |
もちあわ | 赤米 |
もちきび | はと麦 |
押し麦 | もち麦 |
上記の表にした雑穀は一例ですが、火が通りやすいものと通りにくいものに分けられます。
浸水することで、殻が柔らかくなりお米を炊いたときに芯まで火が通りふっくら仕上がるようになっています。
ですので、浸水はするほうが良いとされています。
ただし、商品によっては浸水が必要なく、そのまますぐに白米と一緒に炊けるものがありますので必ずパッケージ裏など確認してください!
雑穀米の浸水時間や方法は?
雑穀米には正しい浸水時間や方法がありますので、それぞれご紹介していきます。
雑穀米の浸水時間
雑穀米の浸水時間は季節によっても異なります。
- 夏は30分程度
- 冬は1時間~2時間以内
暑い季節は、浸水時間は短めでOKです。
水温が高いと吸水スピードが上がると言われています。
ですので、暑い夏などは短時間でも吸水が十分に行えます。
逆に冬は水温も低い状態にあるので、なかなか吸水出来ないので長めに漬けておくほうが良いと言われています。
ちなみに、雑穀米を含めお米を浸水すると最初の30分程度で8割吸水されて2時間で飽和状態となるようなので、それ以上は浸水させても意味は無いようです。
雑穀米の浸水方法
雑穀米の浸水方法はどのようにするのが良いのでしょうか。
ここでは、浸水前の準備と方法をご紹介します。
浸水する前の準備
雑穀米を浸水する前にはまずお米を研ぎましょう。
雑穀米は洗わなくても良い物もありますが、白米は無洗米以外は洗う必要があるので研ぎましょう。
- ボウルなどにお米と雑穀米(洗う必要がある場合)を入れる
- 水を入れて手で軽くお米を2~3回転させ、水を全部捨てる。
- 再度水を入れて軽く1回転させて水を全部捨てる
- 水がほぼ無い状態のお米に、一定のスピードで20回ほどかき回す。
- 水を入れ、お米を軽く2~3回転させて流す
- 4.5を2回繰り返す
- 4の手順で10回ほどかき回し、再び5を行い完成
お米を研ぐときには内釜を使うと傷ついてしまうのでNGです!
必ずボウルなどで行いましょう。
\国産雑穀米満足度No.1!/
<<<1000円 ポッキリ 送料無料>>>
浸水は冷蔵庫がおすすめ!
浸水前の準備が終わったら早速浸水開始です。
浸水は雑穀米と白米を一緒にしましょう。
- 研ぎ終わったお米を炊飯器の内釜に入れる
- お米の量に対して必要な水を内釜の目盛りに合わせて入れる
- ラップをふんわりかける
- 冷蔵庫へ入れて浸水スタート
浸水するときに常温でしても良いのですが、衛生面などを考えると冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫なら安定した水温が保てますし、暑い夏でも水の温度が上がりすぎないので安心です。
内釜にいれたまま浸水できますが、ボウルやタッパーなどでもOKです。
雑穀米についてもっと知りたい人にはこちらの記事もおすすめ!
雑穀米の浸水時間が長すぎると?のまとめ
雑穀米の浸水時間が長すぎると
- 炊いたときにベチャッとする
- 雑菌が繁殖してしまう可能性がある
雑穀米を浸水したほうが良い理由
- 雑穀の中には固い物がある
- 浸水しないと消化吸収が悪くなる
- 浸水しないと食べた時にパサパサした食感になる
雑穀米の浸水時間と方法
- 浸水時間は、夏30分程度、冬1時間~2時間以内
- 浸水する前にお米を研ぐ
- 浸水は冷蔵庫で行うのがおすすめ
雑穀米の浸水時間が長すぎると炊きあがったときに美味しくないものが出来上がる可能性が高いです。
浸水しないより浸水したほうが美味しいので、今回ご紹介した方法を参考に美味しい雑穀米を炊いてみてくださいね。